SPI2と一般常識 練習問題を解く

SPI2/まるわかり講座と練習問題

代金の支払い(まるわかり講座)

代金の支払いは,代金の値引きや精算,分割払いに関する問題。
企業での事務処理能力に関連する問題だけに,損益算とともに出題の頻度は高い。
まずはこの例題で代金の支払いとはどんな問題かを理解し,解き方の流れを身につけよう。

問題

パソコンを5回の分割払いで購入した。購入時に代金の4分の1を,また,5回目はボーナス月だったので代金の3分の1を支払い,2~4回目は均等な金額で支払うことにした。 3回目の支払いが済んだ時点で,支払い済みの金額は全体のどれだけにあたるか。ただし,分割払いの利子や手数料は考えないものとする。

選択群

解答だけを確認する
詳しすぎる解説

ほぼ3つの出題パターンに限られる。
パターンごとに解法のコツを押さえれば,
難なくクリアできる!

解法のコツ

代金の支払いは,ひとことで言えば,「何かモノを買った,またはサービスを受けた場合の対価の支払い」についての問題です。

誰しも日常生活で普通に行っていることですから,SPI2のなかでも取り組みやすい論点の1つだと思います。

代金の支払いには,主に3つの出題パターンがあります。

「代金の支払い」の出題パターン 【A】代金(料金)の値引きに関する問題
【B】代金の精算(割り勘)に関する問題
【C】分割払いに関する問題

【B】の「割り勘」とは,通常,複数人で代金の支払いをするときに,誰しも同じ金額を支払うことを言います。

SPI2における「割り勘」の問題は,みなさんが日常生活で行っている「割り勘」と同じケースを想定して出題されるので,比較的容易に攻略できる問題でしょう。

ここでは,【A】代金(料金)の値引きに関する問題と,【C】分割払いに関する問題について,簡単な例題をもとに考えてみましょう。

まず,【A】の代金(料金)の値引きに関する問題の例題です。

例題
「あるクラブ活動でそろいの帽子を作ることになった。値段は10個までは1個あたり2000円だが,10個を超えた分は1個あたり1500円になる。全部で15個作るとすると,総額でいくらになるか?」

総額を求めるので,単純に考えると,「1個あたりの値段×数量」で求められますね。

ただ,この問題では,「1個あたりの値段が作る数量によって変わる」という点に注意しなければなりません。

つまり,

1個~10個まで ⇒ 1個あたり2000円
11個以上    ⇒ 1個あたり1500円


となり,10個を超える分については,
1個あたり500円値引きされます。

この点に注意して総額を計算してみましょう。
帽子は全部で15個作るので,

1個~10個までの代金  ⇒ 10個 × 2000円 = 20000円
11個~15個までの代金   ⇒ 5個 × 1500円 = 7500円

となり,総額は,

20000 + 7500 = 27500 (円)

と計算されます。

このように,【A】代金(料金)の値引きに関する問題では,「ある数量に達すると値引きされ単価が変わる」という問題が多く出題されます。

そこで,解法のコツです。

出題パターン【A】解法のコツ

(1)
値引きの対象となる数量の境目をはっきり把握する!
(2)
「割引前の単価×個数」と「割引後の単価×個数」を整理した下表のような料金体系をイメージする

例題の場合
例題の場合

以上のポイントはとても重要ですから,しっかり押さえておきましょう。

では次に,【C】の分割払いに関する問題の例題です。

例題
「Aさんが車を購入した。購入と同時に総額の5分の2を支払い,2回目に総額の半分にあたる額を支払った。3回目に残りのすべての金額を支払うとすると,3回目の支払いは支払総額のどれだけにあたるか?」

分割払いとは,つまり,一括払いではなく,ローンを組んで何回かに分けて支払いを行う形式のことです。

分割払いの問題では,

「○回目の支払いは,支払総額のどれだけにあたるか?」

という形での問い方が頻出のパターンです。

では,こうした問題に対する解答のコツです。

出題パターン【C】解法のコツ

支払い総額を「1」と考える。

実際に例題について考えてみましょう。

計算式

計算式

計算式

したがって,2回目の支払いが終わった時点で,残りの金額は,

計算式

計算式

それでは,以上の関係を図を用いて表してみましょう。

関係図

車の支払総額を「1」とすることで,それぞれの支払額が次のように表せます。

支払い

支払い

支払い

このように,【C】分割払いに関する問題では,<支払総額を「1」とする>ことが重要なポイントになりますので,しっかり覚えておきましょう。

もう一度問題を見る
本問 解説

それでは,今回の問題を考えてみましょう。
問題文から,この問題が出題パターン【C】に該当することがわかりますね。

したがって,先ほどの例題と同じように,まずは,

<支払総額を「1」と考える>ことにします。

そして,今回の問題は,「支払い済みの金額は(支払総額)全体のどれだけにあたるか」という問題なので,

<支払い済みの金額 = 3回目までに支払った金額の支払総額に対する割合>

を考える必要があります。

ここで,速解ポイントです。

速解ポイント
(1)
1回目と5回目を合わせた支払い金額が,支払総額のどれだけにあたるかを求める。
(2)
均等支払いになる回の1回分が支払総額のどれだけにあたるかを求める。

まず,支払総額を「1」とすると,

関係図

にあたるので,1回目と5回目を合わせた支払額は,総額の

計算式

したがって,残りの支払額は,

計算式

2回目,3回目,4回目は,均等に支払うことになるので,残りの支払額を3で割り,1回分の支払額を求めます。

計算式

ここまでの内容を図で表すと,以下のようになります。

関係図


検証と解答

本問が求めているのは,3回目の支払いが済んだ時点での「支払総額に対する支払い済み金額の割合」ですので,1回目+2回目+3回目の支払額を合計して求めます。

計算式

以上のようになります。
したがって,正解はGとわかります。

正解 G

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